ポンコツ娘萌え萌え同盟

虐殺の河のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

虐殺の河(1949年製作の映画)
3.0
まあ序盤にインディアンとの不穏な関係見せられて争いが起きるかと思ったら、恋愛劇と駐屯兵の男の友情の崩壊劇を見せられたでござるwwwww。
キティという恋人がいながら、ローラという女に惹かれて恋愛関係になるラリー。
んでそんな状況が当たり前のようにキティとラリーを祝福していた親友のフィルと、あともう一人の親友のランディとの男の友情がドンドン崩壊していく後半こそが本作の物語の実質的な肝である。ただ後半の展開自体は予想がつきやすく微妙。
それにやっぱりラストですね。ラストのシーンの解釈が追いつかなくて3度見くらいしたけど、結局のところ本作誰も救われてないのでは?フィルとキティはそれでいいんか?どうしてもラストと本作の内容の解釈が合致できない。

インディアンはあまり活かしきれてないし全体的にツッコミどころの多い脚本だけど、ただ悪く無い場面もある。例えばランディにまつわるある意味が、以前の場面と皮肉なこと正反対なことになってしまった事件は良かった。

映像や演出に関してはは如何にも40年代50年代のアメリカ映画のありきたりな映像で良くも悪くもあまり個性を感じない。