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十三人の刺客のscaflocのネタバレレビュー・内容・結末

十三人の刺客(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 久しぶりの鑑賞。初回は劇場でDVDも持っているもの。三池崇史映画では一番好きかもなー。
 この手の《集団抗争劇》っぽい構成の映画がもっとあると嬉しいが、なかなか見当たらない。『オーシャンズ11』みたいな感じだと、仕掛ける方は深く深く罠を張るけど、仕掛けられる方は通常の防備なので、“読み合い”という要素が掘り下げされない。むしろSFやヒーローものの方が、そういう構図は作りやすいのかも知れない。
 もはやお亡くなりになっている役者さんも何人かいらして、そこら辺は感傷にも浸れるようになってきている。
 今回は嫁も一緒の観賞。初めて観たらしく「観終わると剣道習いたくなる映画ね!」と鼻息荒く漏らしていた。
 工藤栄一版ももちろん観ていて、あちらの重みもかなり好み。平山九十郎役は西村晃の方が自分好み。一方現地調達の13人目は伊勢谷友介の方が好き! 最後のオチにもなってるしね!
A8B8C7D7E8→38
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