やっぱり主役
多分、五回か六回はこの映画を見ていると思います。
確かに、見るに堪えない表現が多く、好んで見たい映画ではありません。
でも、武士や、階級制度のシステムがあった時代を描く点では、大袈裟ではないのかもしれません。
さて、何度かこの映画を見た後の感想は、役所広司さんの存在感です。
役所さんが主役でなかったら、もっと残念な映画になっていた気がします。
失敗したアニメの実写版みたいな・・・。
豪華な俳優陣で文句の付けようもないですが、役所さんが主役になることで、映画が成立していると思いました。
また、吾郎ちゃんの喜怒哀楽を表に出さずに演技をする難しさはあったと思いますが、それが悪役としてのキャラクターを際立たせています。
見るのに勇気が要りますが、役所さんファンにはお勧めです。