Kirocu

十三人の刺客のKirocuのネタバレレビュー・内容・結末

十三人の刺客(2010年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

「七人の侍」と「四十七人の刺客」を合わせたみたいな、仲間を集めて作戦を立てて敵を倒しにいく話。

発端から仲間集め、戦略を練るあたりで引き込まれて、中盤作戦開始で山道行軍や宿場町あたりまではおもしろかった。けど段々テンポが悪くなって要らないシーンがチラホラ。岸部一徳が掘られるシーンは絶対いらんやろう。

後半は迫力あるシーンだけど、ちょっと上手く行きすぎのような。いくらなんでも敵数増やしすぎじゃない?元映画では53騎らしいじゃん。
古臭い演出と長すぎるチャンバラで一気に飽きてもうた。前半は時間を全く感じさせなかったのに、後半の戦闘シーンはまだ終わらないの?って時計ばっかり見てた。
長尺なのに飽きがこない「七人の侍」がどれだけ偉大か再認識してしまう。

お殿様って籠に乗って参勤交代するんじゃないの?

山道を踏破した後、みんな馬に乗って宿場町にやってきたけど、それだけの馬たちをどこで調達してきたの?

松方弘樹さんの迫真の演技力と抜群の刀捌きが、ほかの人たちとレベルが違いすぎて逆に悪目立ちしてたような。だって一人だけ、北町奉行が雑魚を切り捨ててる時の刀捌きなんだもん。
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