RinaKitaura

十三人の刺客のRinaKitauraのレビュー・感想・評価

十三人の刺客(2010年製作の映画)
4.2
なんどみてもすごいなと思う映画。
たぶん今回みたのは3回目。
放送されるたびに見てしまう2011年の日本アカデミー賞を多数受賞した作品。
リメイクだけどリメイクなりの違いがちょこちょこみられるものの、一つの映画として成り立ってるようにも思える。

前半がなかなかエグくてどうなの?ってシーンが続くせいか意外と評価は低いのだけど、後半の決闘シーンは何度見てもカッコいい。

十三人の刺客のキャストはもとより、十三人全員の殺陣がとにかくかっこいい。

松方弘樹の激しい斬り合いはこの作品が最後なんじゃないかしらと個人的には思ってたり。

山田孝之、高岡蒼佑、窪田正孝が刺客に含まれる時点でクローズの時代劇版のようにもみえるうえに、松方弘樹を筆頭に、役所広司、沢村一樹、伊勢谷友介、古田新太、波岡一喜、伊原剛志、六角精児、石垣佑磨、近藤公園が次々と刀で斬っていく姿は圧巻。

三池崇史監督というのも納得です。
稲垣吾郎がまさかの猟奇的な殺人を繰り返す松平斉韶役を演じてるのもこの映画ならでは。

なかなかこんな役、アイドルにはできない役だけによくここまで演じたと感心すらしてしまいます。

もちろんツッコミどころもほかのレビュアーがしてるように複数あるんですがラストの戦闘シーンが好きなのでそこはよしとゆうことにした。

唯一無理矢理自分の中で片付けたのは、伊勢谷さん演じる木賀さんは喉に刀を受けたはずが生きてたことか。
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