黒伊佐綿

十三人の刺客の黒伊佐綿のレビュー・感想・評価

十三人の刺客(2010年製作の映画)
3.9
オリジナルは観ずに視聴。

役所広司の時代劇を追っかけて辿り着いた作品だったが、稲垣吾郎の怪演に釘付けになる。
それが物語への没入感の後押しとなり、打倒殿様へ向け、歯を食いしばり拳を握り締めるような心境にシンクロしていく。
はじめから行く末は見えてる。それでも取り掛かるオジサン達の大義と成し遂げる覚悟。

大昔に恩師に言われた、
「飛ぶべき時に飛ぶのが、本当の勇気」
という言葉を思い出した。

侍は大抵ハードボイルドです。
時代劇で痺れたい方は是非。
黒伊佐綿

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