このレビューはネタバレを含みます
監督ボブ・フォッシーが、自分をモデルにしたジョー(ロイ・シャイダー)の演出家としての、映画監督としての、夫としての、父としての半生を描いていく。後半は、幻想か現実か区別つかない。
演出家としては、天才的な才能がある、ジョーなんだけれども。オードリー(リーランド・パーマー)の夫としては破綻し、演出家としての付き合い。娘ミシェル(エリザベート・フォルディ)とは、バレエの指導者としてはいい人。すぐ女性と寝てしまうので、恋人のケイトにもいい演出家としての付き合い。
ケイトとミシェルがジョーの前で、踊る場面がとってもいい。
そして、過労と毎回薬と酒の取り過ぎでは、この顛末も当然かも。
それでも、演出家として、頂点を極めたのだから、それが本望かもと思った。
ボブ・フォッシーが、原案を作った「シカゴ」を観たので、こちらもまたまた観てみる(2023.1.14)。