タカシサトウ

オール・ザット・ジャズのタカシサトウのネタバレレビュー・内容・結末

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

 監督ボブ・フォッシーが、自分をモデルにしたジョー(ロイ・シャイダー)の演出家としての、映画監督としての、夫としての、父としての半生を描いていく。後半は、幻想か現実か区別つかない。

 演出家としては、天才的な才能がある、ジョーなんだけれども。オードリー(リーランド・パーマー)の夫としては破綻し、演出家としての付き合い。娘ミシェル(エリザベート・フォルディ)とは、バレエの指導者としてはいい人。すぐ女性と寝てしまうので、恋人のケイトにもいい演出家としての付き合い。

 ケイトとミシェルがジョーの前で、踊る場面がとってもいい。

 そして、過労と毎回薬と酒の取り過ぎでは、この顛末も当然かも。

 それでも、演出家として、頂点を極めたのだから、それが本望かもと思った。

 ボブ・フォッシーが、原案を作った「シカゴ」を観たので、こちらもまたまた観てみる(2023.1.14)。