ハル

オール・ザット・ジャズのハルのレビュー・感想・評価

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)
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人生の回顧をミュージカル風のダンスで演出していく。それぞれの演出でロイシャイダー演じるギデオンの狂気と本能的な性が浮き彫りにされる。展開は早くわかりやすい、音楽が人をのせるという軽快な仕組みもこの映画にある。観念的な演出のシーンでは、本人がどこか人生の破綻を仕方ないと思っている、そういう余裕が見えるのが良い。死の女神が微笑むなどわかりやすくぶっ飛んだ演出だった。
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