御朱印帳

ONCE ダブリンの街角での御朱印帳のレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
3.1
ダブリンを舞台に、掃除機の修理の仕事をしながらストリートミュージシャンの男とチエコから来た貧しい女が、音楽を通じて惹かれ合うが、....。

ダブリンを舞台とする映画は見たことがなく、音楽がモチーフとなる映画ということで鑑賞。ミュージカルのように繰り返し歌われる。見慣れぬダブリン、天気も曇りの場面が多く薄暗く、華々しい観光名所を詰め込むでもないので、一見、ロードムービー風でもあるが、歌の内容がまさに男と女の生き様を語っている感じなのでグッとくる。歌が上手だなと思ったら主人公2人の本職は歌手。

カトリック中心のアイルランドだからこんな「ラブストーリー」を作るんだな、とwikiで調べたら敬虔なカトリック信者は昔に比べると大幅に減っている模様。

アメリカ映画に慣れてしまうとこのような、英米以外の大部分のどこかで制作された映画が新鮮に感じる。

原題のONCE というのも含蓄あり。
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