このレビューはネタバレを含みます
「はじまりのうた」がだいぶ良かったので、ジョン・カーニーさんの作品を続けて鑑賞。
こちらのお話は割とシンプルでしたが、男と女が紡ぐ曲たちが激強で珠玉でした。
最初のほうの楽器店での2人のセッションで、早速涙腺刺激されまくり。出会うべくして出会ったような2人の美しいハーモニーがたまりません。で、そのあとに流れるどの曲も切なくて大好物でした。早速Spotifyでサウンドトラックを聴いて、ひたひたに浸りましたよ。
タイトルがなんで「once」なんやろ?と調べたら、最初の脚本では男と女が一度だけキスをしてしまうとか。
男と女の役の方が反対してそのキスはなくなったらしいけど、それは大賛成です。キスをしてしまったら2人の関係のバランスが崩れ、その先にたくさんの困難が目に見えてしまいます。