トールキン

ONCE ダブリンの街角でのトールキンのレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
4.0
「はじまりのうた」、「シングストリート」は見たことあったけどこちらはまだ見てなかったので鑑賞。上記2作品と比べると評価はそこそこだけどそれなりに期待してたら予想以上に良かったので個人的には高評価。この手の音楽映画はどの曲も素敵なので聞き入ってしまい自然と感情移入してしまう。曲と情景がマッチしまくりでとても癒される。

偶然街で出会った男と女。そんな2人の関係を音楽が紡いでいく。恋人とも友人とも違うパートナー同士としてのやり取り。終盤に進むにつれてその関係性が向上していき、さらに自分たちの音楽の可能性を信じて曲作りに励む姿に応援するような気持ちで見入っていた。

そんな彼らでもお互いの人生があり、前を向いてそれぞれの人生を歩んでいく。王道のハッピーエンドとはまた違うちょっぴり切ないような哀愁感漂うような、でも終わり方としてはしっくるくるラストにエモさを感じずにはいられない。

余談だけど、大の大人たちが徹夜明けの早朝にビーチではしゃいで戯れる姿がなんか良い。
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