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じゃじゃ馬馴らしのtetsuのレビュー・感想・評価

じゃじゃ馬馴らし(1929年製作の映画)
3.4
とりあえず、一度、シェイクスピア文学には触れておきたいと思い、参考程度に鑑賞。

粗暴な性格ゆえに、周囲から距離を置かれている大金持ちの娘・カタリーナ。
誰にも心を開かない彼女のもとに、豪快な貴公子・ペトルーキオが現れて……。

淀川長治いわく
男が女を無茶苦茶にいじめる映画。笑

実際に見てみると、ただの『かぐや様は告らせたい』じゃねぇかと突っ込まずにはいられなかったです。笑

20代になり、基礎教養としてシェイクスピア作品は読んでおきたいと思いたち(←いまさら遅いw)、図書館で『じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ』を借りてみたものの数ページで挫折。
普通に悔しかったので、映画から入ることにしたのですが、やっぱり、映像で観る方が入門にはいいのかもしれません。

1時間という尺もあり、原作とは、かなり異なる部分も多いようでしたが、いがみ合う男女が繰り広げるスクリューボール・コメディという感じで、おおまかな流れを掴むのには、かなり役立ちました。
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