(2023.3.5 再鑑賞)
劇場公開当時に観に行った記憶が。「誰が損を?」結局は「ショウ」なのである。
※1959年に発覚したテレビ・クイズ番組「21」での八百長を取り上げる。当時の視聴率は驚くべきもので、「アメリカン・ドリーム」を叶える番組として関心が高かった。そこでどうせ夢を叶えるなら「それらしい人物を」ということで製作が八百長に手を染める。
※1950年代のユダヤ系に対する微妙な差別意識。ジョン・タトゥーロとロブ・モローにWASPへの対抗意識(クイズ・チャンピオンとハーヴァード法科の首席という主張)が見え隠れする。
※ミラ・ソルヴィノは翌年「誘惑のアフロディーテ」(1995)に出演か。声のトーンが全然違うなぁ(「誘惑の〜」ではヘリウムを使ったらしいけど)