てらっきー

クイズ・ショウのてらっきーのレビュー・感想・評価

クイズ・ショウ(1994年製作の映画)
3.6
第67回アカデミー賞で作品賞など4部門にノミネートされていた知る人ぞ知る映画!!

因みにこの年に作品賞を受賞したのが『フォレスト・ガンプ/一期一会』
他にノミネートされてたのが『パルプ・フィクション』『ショーシャンクの空に』など名作揃いで影が薄くなってしまってる印象なんですがw



1950年代、アメリカのTV局NBCで放送されていた人気クイズ番組『21』に纏わるスキャンダルをロバート・レッドフォードが監督を努め映像化

これは実話である。




あらすじは

人気を誇っていたクイズショウ"21"で勝ち続け賞金を獲ていた下町クィーンズ出身のユダヤ人ハービー・ステンペル(ジョン・タトゥーロ)

しかし視聴率は伸び悩み横這い。容姿の悪いハービーに替わる新しいスターを探していたプロデューサーは他の番組に出演しようとしていた大学教授のチャールズ・ヴァン・ドーレン(レイフ・ファインズ)に目を付ける。
チャールズは名家ヴァン・ドーレンの御曹司でしかも容姿端麗。

直ぐにチャールズへ出演依頼、承諾を得たプロデューサーなのだが…






見た目が悪い、だけじゃないハービー。
性格、態度もちょっとねぇσ( ̄∇ ̄;)
これじゃ嫌われてもしょうがないっしょw
演じるジョン・タトゥーロがハマり役過ぎてww


一方、イケメン大学教授で豊富な知識を持つチャールズ。
しかも叔父、父親が作家のインテリ家族ときたもんだ。
演じるレイフ・ファインズもこれまたハマり役♪


テレビ業界の闇に飲み込まれた二人。

捜査官の目。

良心の呵責。

名家"ヴァン・ドーレン"であることのプレッシャーもあったでのしょうね。


真実が暴かれていく爽快さは無し。
むしろ、真実が暴かれる事によって心に動揺が生まれていく。

そんなスッキリしない結末に向かっていくドラマ
今となっては珍しくもないスキャンダル。
なのだけど面白くて好きなんですよね~これっ(* ̄∇ ̄)ノ☆
てらっきー

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