俳優としても有名な、ロバート・レッドフォード監督による隠れた名作。
裏を暴く系の映画の中だと、なかなかの面白さだと思う。
1950年代、とある人気クイズ番組の中での陰謀を露わにする物語。
興味や正義感で動いていた主人公が最後に見せる悲しげな表情が切ない。
彼の標的はテレビ局だったのに、メディアはチャールズを悪者として作り上げてしまう。
気に入ったのはハービー役の人の演技。
そこまで出番は多くないが、ハービーという人間の人格が濃く表現されており、すごい演技だと感じる、
1994年というかなり古い映画ながら、メディアやテレビ局を生々しく描いており、良作だった。