ゆ

クイズ・ショウのゆのネタバレレビュー・内容・結末

クイズ・ショウ(1994年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

1回目
TV 吹き替え

すごくよく出来てると思った。バンドーレンが良心の呵責や身内に対する劣等感に苦しむところ・正直に証言し反省させるところを見せて彼にグッと共感させておいて、最後に判事の1人が感動はしないと切り捨てて周りからも拍手が起きる。引きつけてから突き放された方が衝撃が違う分印象に残る。バンドーレンも加害者であり決して完全なる被害者ではない。まんまと自分も感動して、彼を被害者だと思うところだった。
ハーバードがあんなに攻撃的だったのに最終的にバンドーレンの姿を見ておろおろしてたり、テレビ・スポンサー・プロデューサーはほぼ無傷であることの説明やエンドロールでの大喜びで笑う観客が皮肉がきいててよかった。

やっぱり実話に基づいてる分胸糞悪い気持ちになったから、むかむかして映画自体を好きになれないから3.9。

レイフファインズは眉が飛び出てるところとそこと鼻のつながりが特徴的でやっぱりヴォルデモート。一瞬のイーサンホークに気付いて喜んでたけど、マーティンスコセッシの顔を知らなかった私はまだまだ。
ゆ