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機動戦士Zガンダム II -恋人たち-のnocchiのレビュー・感想・評価

3.5
劇場版Zガンダム2作目。

副題が「恋人たち」だけあって、これまで以上に女性が登場。若きニュータイプたちが、アイデンティティに悩む姿が初々しく描かれている。

男性陣(ララァをひきずるシャア含めて)、各自の気になる子のことを考えてしまい、戦いに集中できない様子。女性陣が結構グイグイくる系の子が多いw

カミーユもアムロもだけど、家庭内で心理的安全性が得られなかった男の子が、ちょっと大人な女性に受け入れられて男になっていく、ぽいプロセスが多いので、余裕がある女の子にせざるを得ないのかなー。
男性の製作だけど、男はカッコつけてなんぼ、になってないから(弱さも描いてる)、女性が見ていても観やすいのかも。ブライトミライ夫婦もそうですが、どちらかの依存というより、支え合いになっているので、今時のカップル観を感じます。

仕事場においても、ファーストから、男性陣の恋愛相手としてというより、男女平等感がある。この時代に、素晴らしいなぁ。

エヴァも実はナチュラルにパイロットが男女混合だし、ミサトさんやリツコさんも艦に乗っててえらいよなー。なんか無理に恋愛エンドなんて男の夢よ、ふん!とか凝り固まらずに自然と恋したり、仲間になってるのも見ていて自然でよい。

ハサウェイ来た!
ミライさん優秀でもあり、良い妻、良い母でもあり。この人エリートなのもあるけど、人間的に余裕があって好き。子供たちが大きくなったら宇宙にも復帰してほしいなー。夫婦になったら別の艦に異動、とかあるんかなぁw

終盤は、さすがZはメカ売り出し構想スタートなだけあって、モビルスーツの投入量が多いw
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