1985年～1986年にTV放送された『機動戦士Ζガンダム』(全50話)を再編集すると共に、完全新規カットも追加して、全3部構成で映画化した作品で、本作はその第2部にあたります。
元になったエピソードは以下の通りとなっています。
第15話「カツの出撃」、
第16話「白い闇を抜けて」、
第17話「ホンコン・シティ」、
第18話「とらわれたミライ」、
第19話「シンデレラ・フォウ」、
第20話「灼熱の脱出」、
第21話「ゼータの鼓動」、
第22話「シロッコの眼」、
第24話「反撃」、
第25話「コロニーの落ちる日」、
第30話「ジェリド特攻」、
第31話「ハーフムーン・ラブ」、
第32話「謎のモビルスーツ」
第1部にてジャブロー侵攻作戦の後、シャア・アズナブルとアムロ・レイが再会した後、カミーユとシャアをシャトルで宇宙に上げるためアウドムラでヒッコリーへと向かう。敵の急襲を受け、シャアのシャトルを宇宙に戻すためにカミーユは迎撃に加わり、地球に残る。
その後、アウドムラでホンコン・シティへ向かったカミーユは、フォウ・ムラサメと運命的な出逢いをはたす。そして、フォウは大気圏突破用ブースターを奪いカミーユの乗るガンダムMarkⅡを宇宙へ帰すことに成功するが、そこで銃弾に倒れてしまう。
宇宙へ戻ったカミーユたちの前に、木星資源採掘船ジュピトリスの責任者パプテマス・シロッコ、そしてザビ家再興をうたうアクシズのハマーン・カーンらが現れるのだった。
このパートでキーマンとなるフォウ・ムラサメと、サラ・ザビアロフですが、フォウは島津冴子さんからゆかなさん、サラは水谷優子さんから女優の池脇千鶴さんに交代しており、テレビ版を観ている者にはかなりの違和感で、個人的にとても残念でした。
また、第26話～第29話がすっぽり抜け落ちてることで、本来レコア・ロンドがジュピトリスに潜入して、そこでシロッコと対面はずなのですが、それが無かったことになっており、レコアが後にシロッコ側につくエピソードが微妙な感じになってしまっています。
第2部を98分に編集する際に、時間の関係で上記のエピソードがカットされてしまったのはとても残念に思いました。
