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機動戦士Zガンダム II -恋人たち-のMATAOのレビュー・感想・評価

2.5
劇場版3部作の2作目です。
サブタイトルは恋人たちですが、恋愛模様を描くにはあまりにも各キャラの心理描写が薄いです。
オリジナルより戦闘シーンは迫力がある気がしますが、作画技術に20年の差があるせいか、新旧の絵を交互に見ていると違和感があります。

脚本としては、フォウの生死に関する扱いの変更と、ダカール演説の省略が残念でした。
一方、勢力関係の構図を説明するシーンが新たに追加されていたのは親切でした。
駆け足すぎてストーリーを追いづらいのは1作目と同じです。

ファーストガンダムの劇場版3部作はあんなに良かったのに、ゼータ劇場版は残念な点が多いです。
予算の都合かもしれませんが、尺を120分くらいにして丁寧に作って欲しかったです。
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