ドイツとトルコを舞台に
三組の親子の人生が少しずつ微妙に交錯していくお話。
第60回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞。
色んな形の愛、親子の絆、親が子を子が親を思う気持ち。親子で考え方は違えどお互いを想い合う気持ちはいつの時代も変わらない。
三組の親子を通して
逃れられない運命というものを宗教と
社会問題を絡めながら淡々と描いてい
る。
絶妙にすれ違う彼らの運命。
プロットが秀逸。
この世の中は理不尽なことばかり。
どんなに頑張っても報われないことはザラにある。
そんな世界で唯一信じられるものは愛なんだろう。
タイトル通り、人って最後には
愛に帰るのかも。
素晴らしい余韻を残すラスト。
この前ホンカ観たばっかりだし特に
ファティアキンの振り幅のすごさをまた見せつけられた。
カンヌは苦手なんだけれど
さすがファティ、外さないね。
いつもすごいわ(๑´ω`ノノ゙✧感服。
秀作でした。激推しです。
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2021/№439✧🌛
おうち映画№439
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