フリッツ・ホンカの監督。
トルコとドイツの関係など背景情報も知らない事が多く難しい内容にも思えたが、見た映像をありのままに受け止めれば良い作品だったと思う。
トルコの刑務所だか単なる収容施設なのか分からないけどあんなに囚人は自由なの? 皆チェスとかして暇つぶししてるしタバコも普通に吸ってるし。
ストーリーに関わる人びとが微妙にすれ違いながら交錯する。こういう事って気付いてないだけで人生では本当にありふれた事なのかも知れない。
最初のシーンが最後にリフレインされ綺麗にまとまっていく。
ロッテのお母さん、他の映画でも見たことがある気がするので有名な女優さんなんだろうな。
この映画のザラッとした質感が好きだ。