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支那事変海軍作戦記録のmhのレビュー・感想・評価

支那事変海軍作戦記録(1939年製作の映画)
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「支那事変 海軍作戦記録」というシリーズのよりぬきで劇場未公開っぽい。第二次上海事件のあとに作られた帝国海軍視点の記録映像。
盧溝橋事件→通州事件→大山事件と来て、第二次上海事件に突入。当初は海軍のみで陸軍は及び腰。各地への空爆(海軍)など優勢に進んでいるなか、ようやく陸軍も合流して陸海協同が実現しいよいよ万全。
武漢作戦まで紹介して、締めは昭和13年の漢口閲挺式。
・旭日旗や自転車も見える、海軍陸戦隊の行軍の様子。
・正月準備の様子。
・上海ふくむ中国の街の様子。
・白馬にまたがった天皇(もしかしたら他の皇族)のロングショット。
など、割いている時間は少ないけど、貴重な映像も多かった。
テロップ「脱帽」は、やんごとなきかたが登場するので観客に脱帽を促すためのものだった。宮城だけでもテロップが出たのはびっくり。
劇場未公開のせいか、映像がきれいなのもよかった。
ただ、話が面白いわけではないので、興味ないひとにとっては限りなくつまらなそう。
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