クレしん映画史上、最低興行収入でオトナ帝国以前では最も日の目を見ていない作品
今作はバラエティというか、かなりエンタメに振った脚本なので仕方ないのかなぁと思ってしまう なぜか二本立てだし
しかし、全然悪くはないし、2020年に見返すとヤバい作品だったのがよくわかる
シン・ゴジラじゃん、という「実質○○!」評をついついしたくなってしまった
テレビ緊急特番のリアルさ、駅のホームに座り込む帰宅難民、巨大ロボットから避難する人々(しかも彼らはTVアニメ版のレギュラーたちであり、"穏やかな日常"が破壊されゆくという絶望のギャップが凄まじい)
これを1999年にやってるんだからたまげる
少なくともシンゴジラ以降に出てきた『東京彗星』とかのリアルな被災描写みたいなのの上を行っていることは間違いない
戦闘シーンで流れるすげーモダンなジャズも渋い
戦車描写もCG使ってる感じはするけど、かなり物量を感じてよかった まぁ蹴散らされるんだけど…
世迷言だけど庵野ってマジでクレしん観てから映画撮ったりアニメ作ってるだろ笑