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花嫁はエイリアンのtakのレビュー・感想・評価

花嫁はエイリアン(1988年製作の映画)
3.2
キム・ベイシンガーが輝いていた80年代が生んだSFコメディの快作。あの頃「ナインハーフ」やら「ネバーセイ・ネバーアゲイン」やらで、顔キツいけどいい女だよなぁ、と思っていた僕ら。この直後に「バットマン」のヒロインでファンを広げた。

この「花嫁はエイリアン」は、そういう意味ではまさにキムという美女を見る為の映画だし、輝いているキムを撮る為の映画だと思う。ファミリームービーのようなテーマのくせに露出は多いし(キャミソール姿でベッドに向かう場面は「ナインハーフ」のイメージそのもの!)、台詞もきわどいセックスコメディ!。あの頃じゃこの面白さはわからなかっただろうなぁ。

お話自体にはものすごく無理があるのだが、肩の力をぬいて楽しみましょ。これが80年代のお気楽コメディだったんだから。デビッド・ボウイ主演の「地球に落ちてきた男」と同様に、異星人がセックスに夢中になるというエピソードが重なっているのも面白いね。

プリンス殿下のヒット曲「キッス」をトム・ジョーンズとアート・オブ・ノイズがカヴァーした色モノな(失礼)主題歌も楽しい。ダン・エイクロイドの娘の友達役で、ジュリエット・ルイスを発見!。
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