「ショーシャンクの空に」の独房のポスターにも貼られていた、60年代における美人の代名詞的存在のラクエル・ウェルチ主演のスペインが舞台のスパイ物。
ラクエルはスカイダイビングの名手なんですが車の乗車シーン含めこの時代らしく明らかな合成なのはご愛嬌。やたらと強い女性が活躍する今となっては悲鳴を上げたり任務こそ与えられるものの積極的というより受動的、そして周りに巻き込まれるような形で展開するストーリーと闘牛に追い掛けられる所を除く緩めのアクションは時代を感じてしまいますが、これはこれでリアルな姿なのかもしれませんし次々と変わる衣装やスキャットが挟まれるイージーリスニング風のBGM等雰囲気を楽しむ作品と割り切れば悪くないと思います。
ラクエル・ウェルチのゴージャスヘアとスタイル（特にくびれ）が凄いのは言わずもがな。
