オーウェン

画家と庭師とカンパーニュのオーウェンのレビュー・感想・評価

画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)
3.6
タイトルそのままでカンパーニュ地方で、画家と庭師が出会う。

画家が庭の手入れのため呼んだ庭師。
偶然にもその二人は学生時代の友人で久々に顔を合わせることに。

思い出は尽きないとばかりに、ここから懐かし話の連続。
さらにはお互いの人生観も飛び出してくる。

複線と呼ぶにはたやすいが、最後に画家と庭師それぞれ結実するのは微笑ましい。
田舎の風景が癒しを提供するというのは正にそうで、ダニエル・オートゥイユにジャン=ピエール・ダルッサン共に年齢を重ねた生き方がよく出ている。

惜しむらくはこれを平凡と言われそうな作りだろう。
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