タイトルそのままでカンパーニュ地方で、画家と庭師が出会う。
画家が庭の手入れのため呼んだ庭師。
偶然にもその二人は学生時代の友人で久々に顔を合わせることに。
思い出は尽きないとばかりに、ここから懐かし話の連続。
さらにはお互いの人生観も飛び出してくる。
複線と呼ぶにはたやすいが、最後に画家と庭師それぞれ結実するのは微笑ましい。
田舎の風景が癒しを提供するというのは正にそうで、ダニエル・オートゥイユにジャン=ピエール・ダルッサン共に年齢を重ねた生き方がよく出ている。
惜しむらくはこれを平凡と言われそうな作りだろう。