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東京島のkassyのレビュー・感想・評価

東京島(2010年製作の映画)
3.0
谷崎潤一郎賞を受賞した桐野夏生の同名小説を原作に、無人島に漂着した23人の男たちとただ一人の女性の姿を描くサバイバルドラマ。

女一人しかいないのでは、選択の余地無さそうです。サバイバル、生きぬくことが最重要、生き抜いただけ凄いのかな。

2024年5月10日(金) 20:00~22:30
BS松竹東急
録画鑑賞

(ストーリー)
清子(木村多江)と隆(鶴見辰吾)は、結婚20周年を記念して夫婦ふたりきりのクルーザー旅行に出かけるが、途中で嵐に遭い、太平洋に浮かぶ無人島に漂着する。43歳、専業主婦だった清子は、東京では何かと夫を頼っていたが、島で救助を待つ日々を送る中、意外にもサバイバル能力を発揮。一方、隆は島の生活に馴染めず、小屋にこもって食べ物の絵を描き続け、日に日に衰弱していく。そんなある日、16人の若いフリーターの男たちが漂着。彼らは島を“東京島”と呼び、シブヤ、ブクロ、ジュク、コウキョ、トーカイムラと地名を付け、地域ごとに役割分担を決め、それぞれ生活を始める。やがて密航に失敗した6人の中国人も加わり、男23人と、女は清子ただ一人という奇妙な共同生活を送ることになるが、隆が崖から落ちて死亡、清子は島でただひとりの女性として女王のように君臨し始める。しかし、トーカイムラにひとり暮らすワタナベ(窪塚洋介)だけは、清子を敵視するのだった。少しずつ島のバランスが崩れていく中、争いを避け、ルールをつくって島に安住しようとする日本の男たち。脱出計画を立てながらも生存能力を発揮する中国人。相容れない2つのグループの間を渡り歩き、何があろうと脱出しようと決意する清子。果たして、この“東京島”から脱出できるのは誰なのか……。

ジャンルドラマ
製作国日本
製作年2010
公開年月日2010年8月28日
上映時間129分
製作会社「東京島」フィルムパートナーズ(制作プロダクション ゼネラル・エンタテインメント=ユーズフィルム)
配給ギャガ
公式サイトhttp://tokyo-jima.gaga.ne.jp/
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