パトリス・ルコント、あまり数は見てないのですが、近年見た「スーサイド・ショップ」が結構生理的に苦手だったのですが、レンタルのコメディ棚でふらっと見つけて見てみました。
やはりイメージは「髪結いの亭主」「橋の上の娘」などの映像情緒美作風。
しかし!こんなスカッとしたコメディとは!
1978年の1「レ・ブロンゼ〜日焼けした連中〜」1979年の2「レ・ブロンゼ〜スキーに行く〜」に続く第3弾2006年の本作。
ちなみに前2作は未見。スキーは日本語版なさそうですね。
27年越しで作られた本作にはオリジナルキャスト&前作に出来た子供が出て来たり、シリーズファンはたまらんでしょう!
シリーズファンではないですが、ザ・フランスドタバタコメディで、舞台がイタリアの為、音楽が効いてんだ!
ドタバタの原因が全部セックスと金がらみという俗っぽいとこも好きですね。この2つは普通深刻な問題ですが、コメディの素材としては笑いの要素しかない。
ラストのオチとかも最高ですね。
これコメディにしては珍しく後半になるほど笑いどころが増してゆく、といった感じでみんなでワイワイ楽しめる作品。