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ミステリー・トレインのkazu1961のレビュー・感想・評価

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)
3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-131 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋この世界観はやっぱりジャームッシュならではですね。特有の間と台詞、ほんと可笑しくてユーモラスな会話が溢れています。

🖋本作、メンフィスのホテルを利用することになる3組の登場人物たちのそれぞれの出来事を3編に分けたオムニバス形式で描いていますが、それぞれが同じ列車を見て、エルビスの“ブルー・ムーン”を聞き、そして翌朝1発の銃声を耳にすることで各編のストーリが同時刻帯に進行しお互いに影響しあう群像劇作品として仕上げたその演出は素晴らしいの一言です!!

🖋約30年経った今でもとてもスタイリッシュに感じられるのもジャームッシュならでは。メンフィスとエルビスを題材にしたのも普遍的な要素ですね。個人的には「ファー・フロム・ヨコハマ編」がとてもキュートなので大好きで、当時、工藤夕貴と永瀬正敏が出演して濡れ場を演じた事が話題になりました。そして「ロスト・イン・スペース編」ではやっぱりブシェミの独特な存在感が見どころです。

😌Story:(参考: yahoo movies )
物語は、〔ファー・フロム・ヨコハマ〕〔ア・ゴースト〕〔ロスト・イン・スペース〕と名づけられた3話からなるオムニバスで、それぞれの話の人物たちが、互いに知らないまま、別々に、同じ夜汽車を見、エルビスの〈ブルー・ムーン〉を聞き、そして翌朝1発の銃声を耳にする、ワン・ナイト・ストーリー。

🔸Database🔸
・邦題 :『ミステリー・トレイン』
・原題 :『Mystery Train』
・製作国 : アメリカ・日本
・初公開 : 1989
・日本公開 : 1989/12/23
・上映時間 : 112分
・受賞 : ※※※
・監督 : ジム・ジャームッシュ
・脚本 : ジム・ジャームッシュ
・原作 : ※※※
・撮影 : ロビー・ミューラー
・音楽 : ジョン・ルーリー
・出演 : 永瀬正敏、工藤夕貴、ニコレッタ・ブラスキ、ジョー・ストラマー

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
ロックンロールの町、メンフィスのホテルに3組の旅人が現れる一夜を3話オムニバスで描く。夜汽車が走り、エルヴィスの<ブルー・ムーン>が流れる夜が明け、一発の銃声が響く……。ベニーニ夫人のニコレッタ・ブラスキ、スティーブ・ブシェミのほかスクリーミン・ジェイ・ホーキンスやジョー・ストラマーなど異色の顔合わせに、工藤夕起と永瀬正敏の主演が日本でも話題になったジャームッシュ監督の第4作。JVCが出資。
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