鎌谷ミキ

ミステリー・トレインの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)
3.8
【ミステリー・ホテルではなく、トレインの意味は🎼】

ハリさん🎸との同時鑑賞✨今回は、洋画です🥰
お互い気になってる監督、ジム・ジャームッシュ。そちらでチョイスしていただきました🤗

といっても、永瀬正敏さんと工藤夕貴さんがメインなので、オムニバス一本目は邦画のようで洋画という作品ですね。字幕は英語のセリフだけ。喋ってるのが日本語ですから。では、いつものようにハリスジご覧頂いて(本作のような旅映画は書きづらいでしょうが…)

一本目。永瀬さんの演技が早速違う。淡々としたお芝居ですね。イメージ違う。夕貴さんのリップが白くてキュート👄
おっと!ジャームッシュ監督お得意のシガレット🚬なんか独特なスーツケース持ってる。
二人が元々いた横浜と比べたがる。アメリカのメンフィスとは違うだろうねぇ…エルビスの街というのがポイントかな。
二人が泊まるホテル、チップの代わりに渡すもの、なんでこれ!?
日本語になっても、ジャームッシュ監督のセリフってわかる。もしかしたら、和訳したのかもしれないね。
えっ!?ちょっとビックリしてるんですけど😳
そこまでやるんだ…二人は何処へ向かうのか。

2本目。かなりジャームッシュ色強くなったぞ。この"色"なんですけど、伝えるのが非常に難しい…つまり、監督のよさってことなんですけど。"どこかにありそうな日常"とでもいいましょうか。"何も起こらない日常にも意味がある"要素も。そこが、いいんです!今回はローマから来た女性が不思議な出来事に遭遇する話。ホテルはそう、一本目と同じ。そこが共通。ツインって、大変なんだよー(ホテル関係者)

3本目。この3人、なにやってるんだ😇
とりあえず、飲酒運転はやめましょうか。銃社会、白人黒人問題が根っこにありますね。ラスト、パンチ効いてる話ですね。勿論、あのホテル登場。そして、伏線回収。これは今までにないオムニバスですね🤗

ジャームッシュ監督の世界、十分に堪能できました✨
鎌谷ミキ

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