このレビューはネタバレを含みます
ZIPPOの付け方すご!!
横浜からメンフィスへ旅行に来たヤンキーとギャル、エルヴィスの霊の話を初めて聞いた女と幾度も聞いた女の一晩の相部屋、愛する人にに出ていかれた男と友人と義兄(実際は違う)の3人組、仕立てた赤いスーツのホテルマンとボロい制服の後輩。
同じ時間軸で生きるそれぞれの物語がメンフィスのホテルで僅かに交錯する。
がっつり交錯した展開や何か事件が起きる訳でもなく(起きてはいるが)、映画の中で対面することも無く、それぞれの人生を歩んでいる感じがしてゆったりと満足感を味わえる。