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マイティ・ソーのよのネタバレレビュー・内容・結末

マイティ・ソー(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

物語自体はそんなにすごく面白くはないんだけど、アスガルドとヨトゥンヘイムの世界観が壮大ですごく好きだったのでプラス評価。
あとこの世で一番可愛くて賢いナタリーポートマンがヒロインなので追加点。

とにかくしょっぱなのアスガルドの壮大な国の風景と文化がすごく好き。
いわゆるSFではなくてSFと神話が融合した世界観がCGでクオリティ高く表現されててよかった。
地味に神話の国だからなのか惑星自体が球体じゃなくて天動説のように平たいのも良かった。

それにパラレルワールド設定が好きな自分としては、物語の重要な要素で次元とか宇宙とかいっぱい出てきたのも良かった。

あとは個人的に重要視しているタイトルバックの出し方もわりと好きな感じだった。
最後にバーンと出る感じね。

物語は特にこれといった良さはなかったけど、青二才のソーがいかにして成長していくか、というテーマは明確だったのでストレス無く見れる。

そこに弟との関係もうまく盛り込まれていた。ただ若干ロキの掘り下げ方が微妙なのと、それに対する周りの態度もあんまりだろっていうのがあったのが不満点。

ソーとナタリーポートマンの近づき方が若干急すぎるのはこの際良しとするか…。
その他諸々のご都合主義は今までのヒーロー映画同様、ハリウッド脳筋映画として無視しようと思う。

たぶんスパイダーマンもアイアンマンもバットマンも、今まで見たヒーロー映画は基本的に地球ベースで物語が進む中で、この映画は宇宙ベース、神話ベースだったのが新鮮に映ったから自分的に高評価だったと思う。

それにアイアンマンのメカメカしい世界観とこの映画の世界観のギャップも自分の中でプラスに働いたのでは。

何度も見ようとは思わないが、世界観も主人公の魅力もあったのでわりと好きな映画だった。
よ