まーしー

マイティ・ソーのまーしーのレビュー・感想・評価

マイティ・ソー(2011年製作の映画)
3.0
MCU4作目。
北欧神話をモデルに、アスガルド(神の世界)と地球を舞台にしたアクション。

アスガルドの次期国王ソー(クリス・ヘムズワース)と、その弟ロキ(トム・ヒドルストン)。そして、地球の天文物理学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)。
この3人を中心とした物語。

親子の確執や兄弟間の妬み、男女のロマンスなど、色々な要素が盛り込まれている。
軍需産業への皮肉や科学の功罪をメッセージに盛り込んだ、これまでのMCU作品とは違い、ある意味、王道のアメコミ映画といった印象。

ソーが持つハンマー・ムジョルニアは、本作では重要なキーアイテム。『アイアンマン2』でもちらりと描かれていたシーンが、本作への伏線だったと気づかされる。
ハンマーを使った攻撃だけに、パワータイプのアイアンマンやハルクほどの派手さはない。
とは言え、ソーの雷を操った攻撃や、ロキの変幻自在な姿は、観ていて臨場感を味わえる。他の作品と比較しても、決して見劣りするわけではない。

そして、ラスト。お決まりの伏線を感じさせてくれる。今後の展開に期待を寄せたくなる。

▶『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アドベンチャー』へと続く……。