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マイティ・ソーのarchのレビュー・感想・評価

マイティ・ソー(2011年製作の映画)
3.5
エンドゲームに向け、究極にまでボルテージを上げるため改めて鑑賞。(5/21)
今作の"マイティーソー"は他のフェイズ1の作品のヒーローとは違い、生まれながらにして力を持つ王の息子という、なんなら宇宙人という1番ファンタジーなバックを持つヒーローです。他のキャップやアイアンマンとは真逆な存在で、アベンジャーズの初期メンバーが違うアイデンティティを持つもの同士が集まっている集団であることの代表例とも言えると思います。
彼は横暴で傲慢、自己中な彼は地球での体験や人々に触れることでその力は自らのためではなく、弱き者のために使うべきなのだと気づいていきます。
しかし、この映画ではちょっとその辺があんま伝わってこない。どうしても一時の後悔で一時的に改心しただけのように見えて、何だか薄っぺらく見える。それに対してソーとロキの確執は結構分かりやすく描かれている気がする。今後まだまだ関わっていく2人の関係はやっぱりソーシリーズの見所だと思う。
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