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マイティ・ソーのtoncoのレビュー・感想・評価

マイティ・ソー(2011年製作の映画)
4.1
アベンジャーズ1で、ロキの生い立ちがとても気になったので、マイティ・ソーの鑑賞です。

時系列的には、アベンジャーズ1の前なので、順番逆になっちゃうけど、特に問題なく楽しめました。というか、このシリーズ1作目ですっかりロキ様に心を持っていかれました。

ストーリーは説明するまでもないですが、神の世界で、地球を守るために敵対国と戦っているある国の、王位継承を巡る兄弟の物語。

冒頭の子役たちのシーンから、弟のロキが既に不憫すぎる…あの時点から既に王は、兄の方しか見てないってのが分かるもんなぁ。
国王が兄を追放した後に一緒にハンマー投げたとこなんてもう決定的だよね…
あの後に手のひらを見つめるロキの表情を見て、もうめっちゃ胸痛む。。。

物語の大筋としては、後にアベンジャーズの一員となる兄の王道成長ストーリーなんだろうけど、弟ロキの悲しい運命が絡むことで物語に深みが増してる。ロキ役のトム・ヒドルストンさん、目の芝居が上手すぎる…憂いを帯びすぎてるし、それを捉えるカメラワーク完璧すぎ…


シンプルに愛に飢えてるキャラクターですよね。もう大好きです。。
後半の展開は割とスイスイいくなぁという印象でしたが、ロキの心情にじっくりフォーカスしてるところに満足です。

なので次もソーシリーズを見ようと思います。
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