MINAMI

赤い砂漠のMINAMIのレビュー・感想・評価

赤い砂漠(1964年製作の映画)
3.9
ミケランジェロ•アントニオーニ監督

心と体の隙間に立ち込める消えない霧
いつしかに降り注いだちょっとした不運が、いつまでもそこに残ってしまっては、もうそれはそこからなかなか消えてはくれない
生きづらさを感じることすら生きづらくなった世界をずっと灰色に見ている

高村光太郎的に言うならば、東京に空がない、ということになる。ちょっと違うか。
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