かおる

ある公爵夫人の生涯のかおるのネタバレレビュー・内容・結末

ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

第5代デヴォンシャー公爵ウィリアム・キャヴェンディッシュの最初の妻である、ジョージアナ・スペンサーの生涯を描いた作品。


キーラ・ナイトレイはこういう衣装が似合う!素敵!
最初に生まれたのが女の子なだけでなんだそれ!お前ら誰から生まれたと思ってんだ!って言いたくなるくらい男尊女卑でイライラする。
それが当たり前の時代に生きていた女性はどんな気持ちでいたんだろう。いくら当たり前だと思っても、それで全てを飲み込むなんてできないよね。

こういう過去を見ると、なんか恋愛に関しては今よりよほど奔放だよなあ…そのくらいしかない、といえばそうなのかもしれないし、そういうものもないから妊娠してしまうし…
かと言ってそれはスキャンダルになるし…ゴッタゴタだな!

しかし、せっかく出来たはずの親友と夫が寝るってもう屈辱的とかいう次元じゃない…そして一緒に暮らすって…
ラストのグレイ伯爵との会話が切ない。とても切ない…。

どの人も、それぞれ時代に振り回されていました。
夫も、男児を儲けなければ、という強迫観念に追い詰められていただろうしなあ…
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