たーぼー

いぬのえいがのたーぼーのレビュー・感想・評価

いぬのえいが(2004年製作の映画)
3.9
策略で泣かせるための映画
(俺もシーズー2匹飼っていて死んで5年くらい経つけど時々思い出したように観る映画)

動物ばかりではなく愛しい者が亡くなる喪失感は分かる

でもこれは犬の話ばかりではなく
関わる人間のドラマでもある

最初の渡辺えりと佐野史郎の見栄はり合戦うちの子はここが凄いと言う本音と可愛いわんちゃんだ事と言う建前誰しも動物飼ったら絶対なる所を突いてくる

中村獅童のCMプランナーの話
いつもオヤツや遊んでくれた
事を覚えてるポチと広告代理店で働く主人公ポチの事を忘れていて
仕事に行き詰まり(ドックフードの会社とその主演女優の白鳥美咲の事務所のマネージャーとの意見でめちゃくちゃなCMになる(*´艸`)やれ演歌だ美咲をもっとupしろ商品を真ん中にドーンととか)CMプランナーも大変な仕事だなと思いながら観ていた
このポチをだいたい中心として話が流れ中村獅童扮する山田くんが
何時も空き地でポチと遊ぶ為に空き地前のパン屋であんぱん(自分の小遣いで購入)毎日買っている為パン屋の娘で同級生の子がサービスしてくれてその事で引っ越して来て友達が居なく寂しい思いをしてた山田くんに友達が出来る
ある日ボールを投げて遊んでいた時持病の喘息が悪化(雨の中ポチを探していた為)病院に運ばれる
ポチは何とかボールを探し出し届けようとしたら偶然山田くんが救急車に乗るところを見て後を追いかけるそして山田くんが退院したのも分からずずっと待っているそこに行くまで天海祐希と川平慈英のカップルに出会う舞台ばかり集中しすぎてほっとかれた天海祐希の彼女と別れ話をポチが復縁のキッカケを作る(此処でもミュージカルまぁミュージカル男優と元宝塚歌劇団月組トップ男役が出てるから仕方ないが(*´艸`))

そして合間にアニメが入る❓まぁ話は良かったけど

そしてボバさんこと田中要次の
バイリンガルならぬバウリンガル誕生秘話❓オチはめちゃくちゃ笑えた

そしてパグ犬のコロ(心の声荒川良々)と飼い主佐藤隆太が恋するまでを描いた話一目惚れした女性が乙葉と言う突っ込みようがない話
荒川良々のコロは笑えた

そして宮崎あおいのねぇ、マリモ
ここで思いっきり泣かせて貰いますた
ある意味卑怯ですな
監督達に騙されたいい意味と悪い意味で(||´Д`)o

これで泣かない人いる❓のかなと
反則技ですわ

山田くんの話で結構泣けていたのに
トドメを刺すラスト


まぁコメディーと泣かせる話ばかりじゃなくてアクションとか入ってたら面白かったと改めて観て思った1本