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ロシアン・ルーレットの2049のレビュー・感想・評価

ロシアン・ルーレット(2010年製作の映画)
1.0
パケ写だけ見てステイサム主演作だと思って借りたら端役だった…しかも最低なクソ男という嫌な役…

参加者で輪をつくり自分の前にいる参加者に銃口を向け引き金を引く、というスタイルのロシアンルーレット。ただこのアイデアだけで映画にしてしまったため、ストーリーは無い上に、緊張感も無い。

『13/ザメッティ』の監督による自作のリメイクということだが『13/ザメッティ』は未視聴。

主人公はたまたま電気工事を請け負った家の家主が1日で大金を稼げるという話をしているのを立ち聞きして、たまたま薬物のオーバードーズで死んだ家主にすり替わり招待状を盗んでゲームに参加。
1日で大金が手に入るのだから明らかに何か大きなリスクがあると簡単に予測出来そうなものだが(しかも招待状が届いた人物を騙っているわけなのでリスクは更に高くなる)主人公は会場に着くなり冷や汗をダラダラかいて「帰ります」とか言い出す始末…

ロシアンルーレット自体も単なる運ゲーで頭脳戦等も一切ないので、緊張感も楽しさも一切無し。
輪の中央上部にある電球が点灯したら一斉に引き金を引くというルールなので、運以外の要素があるとしたら反射神経かな…
しかし電球の点灯のタイミングは、ゲーム進行をしているマイケル・シャノンが腕を振り下ろした時…シャノンが視界に入っている参加者には明らかに有利な謎のルールで馬鹿らしくなってくる。

この馬鹿らしいロシアンルーレットを何度も観せられても全く面白くないよ…

賭ける側の金持ち達は「経験があるから有利だ」なんて大真面目に話しているが、運ゲーに経験もクソもないでしょうよ…もしかして反射神経の話ししてんの?

大金を手に入れた後の主人公の行動もアホ丸出しでイライラするし、情けないステイサムで更にテンションは急降下…インタビューでステイサムは「君にぴったりの役があるって連絡をもらったんだ」なんて言ってたが、こんな役にぴったりなんて言われたら嫌だと思うけど…
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