文化大革命とそれに伴う下放で延安に行った青年たち。置き去りにされた娘が父に再会する話を軸に、文革当時の様々な葛藤が明るみに出る。個々人の中に多くの文革の歴史が積分されていて見ている方は、この文化大革…
>>続きを読むこのあいだ見た「蟻の兵隊」よりもずっと引き込まれました。面白いと言ったら失礼なんですが、2時間飽きずにずっと見られるドキュメンタリーです。文革の落とし子としての捨てられた娘を通して、下放青年たちの失…
>>続きを読む立教の特別講座で鑑賞。
池谷監督の丁寧な解説が続き、非常に濃い4時間だった。
中国がテーマのドキュメンタリーということで、やはり今回も言語面に注目してしまう。
会話の一部が字幕でところどころ反映…
中国の文化大革命で「農村に学べ!」と毛沢東の鶴の一声で農村に送り込まれた中高生が「恋愛禁止(違法)」で農村で子供ができたが育てられず子を養子に出した。その子が親を探して見つけ出すというドキュメンタリ…
>>続きを読むゼミの先生が監督の作品。
正直今までドキュメンタリーっていうジャンルをみたことがなかった、というより興味がなかった。
けれどドキュメンタリーって実際に起きてることだから、涙を流したり怒ったり笑っ…
下放の時に学生の間で生まれた本当の両親に会いたいと北京まで会いにいく娘の物語。文革という辛くも忘れたくない記憶に対する中国人の葛藤が描かれる。
アイコンキャラクターとしてお膳立てられるヒロイン。建前…
このレビューはネタバレを含みます
文革に翻弄された人々の今を映し出す骨太ドキュメンタリー。撮影は2000年の北京と、かつて革命の聖地と言われた延安。紅衛兵であり下方青年として重労働に従事した父親、下方先の延安に置き去りにされた娘、下…
>>続きを読む「誰か俺の歴史を語ってくれ」(黄玉嶺)
1966年から10年間続いた文化大革命。その中で、毛沢東の下放政策によって全国の都市で暮らす学生たちに農村行きが命じられた。恋愛禁止とされる中でも生まれたのが…