このレビューはネタバレを含みます
コーヒーとタバコと共に繰り広げられる雑談?会話劇11個からなるオムニバス映画
サブスクでも観れるんだけど、行きつけの服屋の店長がDVD貸してくれたからDVDで鑑賞。
1.STRANGE TO MEET YOU
2.TWINS
3.SOMEWHERE IN CALIFORNIA
4.THOSE THINGS'LL KILL YA
5.RENEE
6.NO PROBLEM
7.COUSINS
8.JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL
9.COUSINS?
10.DELIRIUM
11.CHAMPAGNE
なんか知らんけどずっとニヤニヤしながら観ちゃったし、吹き出しそうになる場面もあった。
タバコが1番普及してた時期なんだろうけど、一応この時期から体に悪いぞみたいな認識はあったんだなって思った笑
個人的に人選が好きで、
スパイク・リーの弟と妹が出てくる2.でのハモり?や、3.でめちゃくちゃ不機嫌そうなトム・ウェイツと珍しく困った感じのイギー・ポップや、ふざけてるビル・マーレイ、ホワイトストライプスの2人みんなとてもよかった。
トム・ウェイツはジム・ジャームッシュに「この脚本のどこがおもろいのか言ってみろや!」ってブチギレたらしくて、その不機嫌な感じをあえて作品に活かしたらしい。したたかだなジム・ジャームッシュ。あとジャイアントロボのくだりはバケットヘッドのアルバムとかけてるのかな?
11.に登場するテイラー・ミードは、7.のケイト・ブランシェットを絶賛してた。スターと売れないバンドマンであるいとこ同士をケイトが一人二役で演じてて、本当に言われるまで気づかなかった。
8.でのホワイトストライプスの2人は、設定としては1番意味不明で、ジャックがなぜかわけわからん機械を必死にいじってて、冷静に指摘するメグもシュールすぎる。BGMはホワイトストライプスではなく、あえてのイギー・ポップ。エンディングもそうだしカッコ良すぎる。
という感じで特に物語性はないけどとても楽しめた。暇な時になんとなく観ると思ったより楽しめると思う。
DVD特典のオフショットやインタビューは一見の価値あり。ビルマーレイの未公開ショット(1分)が悪ふざけ全開でお気に入り。