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ジキル&ハイドのhoteltokyoのレビュー・感想・評価

ジキル&ハイド(1996年製作の映画)
3.6
幼少時父親から暴力を受けていた貧しい里の出身であるメイドが、位も高く名声のあるジキル博士に心を引かれる中、町では謎の殺人事件が起こる。警察から容疑をかけられたのはジキル博士の助手、ハイドであった・・的な物語。

そういえばジキルとハイドの話ってあまりよく知らん、という想いから本作を鑑賞。霧が立ち込め、湿りっけ満点のイギリスを舞台に、筋骨隆々でWWEで活躍しているプロレスラーみたいなハイドがジュリア・ロバーツ演じるメイドに、複雑な恋心をいだきつつ、危うさも残しながらジキル博士と行ったり来たり。本作の後半に、畏敬で異質なグレイトな描写に心を奪われつつ、まとまりのある良い1本であった。
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