あれが港の灯だの作品情報・感想・評価

あれが港の灯だ1961年製作の映画)

製作国:

上映時間:103分

ジャンル:

3.4

『あれが港の灯だ』に投稿された感想・評価

月影

月影の感想・評価

4.0

出自に関して全てを知りながら受け入れてくれた山村聰はえらい。
李承晩ラインによって漁船の拿捕や乗組員の虐殺は事実だが、日本人として普通に働いて暮らしていた青年に怨みをもつのは実にいやらしい。
そして…

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漁師の世界を舞台とし、在日韓国人の苦悩と、日本人との交流、侮蔑を描いた社会的映画。最近触れられる事が少なくなったなぁ。当時ほどではないにせよ、課題はたくさんある。こうゆう映画も時には上映する必要があ…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.5

【1961年キネマ旬報日本映画ベストテン 第6位】
名匠・今井正監督が1952年、韓国の李承晩大統領が設定した李承晩ラインを背景に、漁船乗組員として苦悩する在日青年の苦悩を描いた社会派作品。

冒頭…

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mh

mhの感想・評価

-

「キューポラのある街」の前年に作られた、日韓問題をモチーフにした社会派エンタメ映画。
李承晩ラインが引かれたことで、韓国との間に摩擦が生じたことを様々な角度から描いてる。
冒頭の漁業無線のくだりがめ…

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こんな映画があったのか! これは60年近くも前の日韓問題を扱っている。しかも加害と被害の関係が逆だ。1952年、韓国の李承晩大統領は勝手に境界線を海洋にひき(李承晩ライン)、その中では韓国が漁業管轄…

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イシ

イシの感想・評価

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やっぱり実直なのはわかるけど、辛いだけだった。
人種差別を受けて辛い思いをする人たちに乗っかっているだけという気がした。

このレビューはネタバレを含みます

若き日の岸田今日子が演じている娼婦が自分と同じ南朝鮮出身の木村を見抜いて彼女から逃げ出すシーンが印象深い。最後には木村に対して理解のあった山村聰さえも信じなくなっているのはキツイな。

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