いやよセブン

わが恋は燃えぬのいやよセブンのレビュー・感想・評価

わが恋は燃えぬ(1949年製作の映画)
3.0
溝口健二監督、田中絹代主演の女性解放シリーズで、今回は明治時代の話。
英子(田中絹代)は自由民権運動家の恋人(小沢栄太郎 )がいる東京へ出てくるが、恋人は体制側のスパイだった。
その後、世話になったリーダーと恋に落ちるが、製糸会社の労使紛争に巻き込まれ、二人ともに刑務所に入る。
恩赦で釈放され、リーダーは党首となって選挙に当選する。
ところが、英子の幼なじみで面倒を見てきた千代と出来てしまう。
女性の地位向上をうたいながら、やっていることは旧態依然、東京を離れる決心をする。
この時代の映画の台詞に「男女機会均等」がでてくる。