パンケーキとペンギン

秒速5センチメートルのパンケーキとペンギンのレビュー・感想・評価

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
3.0
さすが小学校時代図書室に籠もっていた文学少年なだけあって、主人公の独白は文学的でロマンティックだった。風景、ストーリー共にあまりに綺麗で、目の前をさらさら流れていく感じだった。感情移入しづらかったのがちょっと残念。一番好きなのは、2話目の女の子。好きな人に思いが伝わらないところが切なくてよかった。
主人公は彼女と永遠に会えない喪失感から仕事まで辞めてしまって不憫だった。