倒錯ちゃん

秒速5センチメートルの倒錯ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで全てのカットが余すことなく綺麗

ただこれは自分語りだけど出身地というか田舎出身であることに激烈なコンプがあるのにガッツリ地元が舞台で、東京にいる主人公が栃木を明らかに大袈裟なレベルで(実際それこそ雪でも降らない限り在来で2時間弱なんて大したことないのに)遠いところだと感じていたり電車のドアがボタン式なのを知らないとか“ひとつひとつの駅の間隔が信じられないほど長かった”みたいな台詞とか、舞台がさらに田舎に移って学校に行くと専ら噂話しか娯楽がないあの感じとか主人公が遠くに行きたそうでどんどんが顔の生気失っていく様子とかとにかく、どちらかというとそういう描写にもうめちゃくちゃ傷つけられて、本当に神🤯(普段こんなに映画で傷つくことないので、褒めてる)
田舎も都会も情景描写が綺麗に描かれてたけど田舎って全然そんないいもんじゃない
というかマジでせめて小山駅で待ち合わせればよかったじゃん………………
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