このレビューはネタバレを含みます
秒速5センチメートル
現代の元カノとのメールで「何年付き合っても1センチしか距離が縮まらなかった」との対比で、かつての二人の距離の近さか
それと同時に桜の花が散っていく速度であり、二人の恋の終わりも連想させる感じ
桜が満開の頃に秒速5センチメートルのやり取りがあり、次に桜が咲く頃にまた二人でいるのが当たり前と主人公は思っていたら、結局二人が再開したのは冬、まだ咲いていない桜の木の下
季節は巡り桜は何回も咲くけれども、二人はもう会うことはなく、恋の終わりを示していた
ロケットは、孤独に進み続ける主人公の人生そのもの？
主人公のことが好きな女の子から見ても、どこか遠いところに行こうとしている主人公の姿が重なる
全体的にクサイ感じがタイプではないけど、山崎まさよしが歌い始めてからはやっぱり良い、グッとくるものがある
