このレビューはネタバレを含みます
君の名は。を見た時にこの作品を思い出して、また出会えないんじゃないかとハラハラしたな。
今の時代、こんな風に通信手段がなくて、待ち合わせに間に合わない状況になってもう待ってるかもわからない場所に向かう気持ちは二度とないんだろうな。
初めての遠出、電車が遅れると終わらなかった中、一生懸命書いた手紙も飛んでいって、泣いてしまうやろ。。
One more time,One more chanceは昔聞いた時よりも、歌詞が刺さりすぎた。
これが現実なんだよなぁ。
無慈悲なまでに、現実身がありすぎて辛い。
そしていつまでも過去に思いを馳せて、いつまでも面影を追って、前に進めない主人公と、
過去は思い出として、前に進んでいる彼女。
どっちがいいとか悪いとかではないけど、巡り合わせさえあれば、また会えたかもしれないけど、現実そんなことなくて、悲しい。
子供の頃から人とのつながりが容易で、いつでもどこでも連絡が取れる今の世代には共感しにくいだろうし、もうこんな経験をすることもないんだろうなぁ。
この時代を知ってる大人以上が時々この作品を見て、懐かしんで、それぞれの思い出に重ねていくんだろうなぁ。
そんな作品。