night

秒速5センチメートルのnightのネタバレレビュー・内容・結末

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

私の人生初めての面接が終わって、哀しさと疲れがすごくて映画観る体力ないかも……って思ったけど映画館のでっかい画面と良い音質でこの映画を1度は観たいこんな機会滅多にないし観なきゃって思って劇場に向かいました。

1回も秒速5センチメートルを観たことなくて、予告を1回観たけどよくわからなくてどんなのかな?ってなったけど全部全部身近にあるような恋愛でもどかしく心苦しくて、でも心のどこかはあったかくなるそんな映画でした。

1話1話がとっても濃くて、言葉の表現の仕方が新海誠さんらしくとても素敵でした。 2話のコスモナウトの花苗ちゃんの気持ちとってもわかる気がしてあー……ってなっちゃいました。

はじめは手紙だったけどメールになっていたこと、貴樹がひたすら明里にいいたいことを言葉にしていたことを胸が苦しくなりました、届かないメール

1話は真っ直ぐで
2話はもどかしく絡まってて
3話は逆方向

なんてこと考えちゃって、いつだってタイミングでもう少しはやかったり遅かったりしたらって考えるけどそれが運命だしって。 恋愛って喜怒哀楽がたくさん知れてうれしんだか悲しんだかわからなくなる。

でも登場人物きっと全員人生の宝物になると思うって思いました。

秒速5センチメートルの意味も広告の「どれほどの速さで生きればきみにまた会えるのか」って言葉の意味も全部知れました。 素敵って言葉でまとめたくないけど綺麗で繊細で素敵な作品でした。

歌のかかるタイミングがとってもよくて、貴樹がずっと明里を探してるようで明里は自分の幸せに向かってる 貴樹の目線の先にはいつも明里がいたんだなって。 桜のシーン貴樹は振り返ったけどいなくて明里が桜になってるように感じて心がうぅ……ってなりました。 貴樹にとって明里は桜を教えてくれて春がくると思い出すだろうなって。

春にこの映画を観れてよかったです。
night

night