チャップリン映画に学ぶ歴史part 2(*゚▽゚)ノ
今作はハリウッド初の長編コメディなのとチャップリンが監督としてメガホンをとる前の最後の主演作として有名ですが、その他に話題が色々ある作品です。
《もうひとりの喜劇王》
監督のマック・セネットは、チャップリンが初めて入社した映画会社、キーストン社の創設者でもあり、チャップリンを映画の世界に送り出した名プロデューサーとしても有名です(^o^)/□…いわゆるチャップリンの俳優としての生みの親!そして数多くのコメディ作を次々と世に送り出した影の喜劇王です🎬
主演女優のマリー・ドレスラーは、今作が映画デビュー作で、後にアカデミー女優として成長!…まさにマック・セネットは名プロデューサーです(^o^)/
裏のまた裏話としては、チャップリンの才能を最初に見出したのはマック・セネット監督ではなく当時、監督と恋人関係だったとされる助演のメーベル・ノーマンドだったとか…
まぁ、100年以上前の芸能ネタだから真実はどこにあるんでしょうね(^◇^;)
あっ、そうそう、ウンチクが長くなったので、今回は淀川長治さんにレビューを依頼しちゃいました😉
『マリー・ドレスラーというおもしろい太った女の人いるんですね。これが主役するんですね…(中略)…主役は絶対にマリー・ドレスラーじゃないとやれないっていうんでね、それで本人自身が主役する映画でマリー・ドレスラーの『醜女の深情』だったんですね。助演しているのがチャップリンとメイベル・ノーマンドで、こういう時代があったんですね』 by 淀川長治
淀川長治さんの独特な表現力…
良かったですね(^_-)…懐かしい(´-`).。oO
前半、中だるみがあるものの後半は短編集で出てくる全てのセットを使って笑わせてくれます(^O^)ww